本「永い言い訳」
妻が死んでも泣けない男のラブストーリー
予期せず家族を失った者たちは、
どのように人生を取り戻すのか――。
人を愛することの
「素晴らしさと歯がゆさ」を描ききった物語。
昨年、映画化されたこの作品。
本紹介にもあるように、
一人の男が主人公となった物語です。
長年連れ添った妻・夏子を突然のバス事故で失った
人気作家の津村啓がその主人公となる人物。
妻を亡くしても悲しめないこの男は
同じ事故で母親を失った一家と出会い
初めて亡くなった妻と向き合います。
男の人生がガラッと変わる物語
妻の死は貴重な出会いを引き寄せました。
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この本を読み終わって、
生きている時間が貴重だと感じました。
大切な人を失って、
まだ辛い気持ちを消化しきれてない人。
主人公のように気持ちが冷めすぎてたり
麻痺していて悲しみの感情がわかない人。
そんな人に読んで頂きたい作品です。
著者の西川美和さんが描く小説は
文字の選び方が上品で使い方が綺麗。
いろんな本を読んでいても
上品な言葉や正しい日本語を使えない私は
もっと西川さんの本を読むべきだなと思いました。笑
お時間がある方は是非。
ちなみに映画化されているので
映画を見てもいいかもしれませんね。
私もDVDレンタルしようと思います♬
ありがとうございます
from,FK