フィンランド トラベル2

2015年08月18日

みなさんこんにちは。お盆休みはいかがでしたか?
まだまだ暑さが続くものの、朝晩は少しだけ涼しくなった気が
しないでもない今日この頃です。

さて、先日に引き続き第2弾の今回はヘルシンキ市内の建築物について
ご案内したいと思います。

他のヨーロッパの国のようにお城などはないのですが、
ヘルシンキ市内にも素敵な寺院・教会があるのでご紹介したいと思います。

まずは、白く輝くヘルシンキ大聖堂から。
この街を優しく見守るシンボル的存在といった風情で、
白さと美しさにうっとりしてしまいます。
滞在していたホテルから徒歩わずか3分程度だったことも
あり、毎朝訪れては心洗われて1日の始まりが清々しくなりました。
ミサが行われている時以外は、無料で中に入る事も
できます。観光の合間に、教会に入って腰を下ろすと
その静寂な雰囲気にいつも心が落ち着くので観光ルートに
教会を挟むのが私のお気に入りです。


綺麗すぎるヘルシンキ大聖堂icon06

また聖堂を持ち上げる広大な階段は市民の憩いの場としても有名です。
そして隣接した元老院広場は、御影石が敷き詰められたフィンランド
最大の市民広場で、中央には雄々しいロシアの皇帝アレクサンダー
2世の像がそびえ立っています。イベントが行われている
ことも多く、私は広場近くのカフェで休憩しながら人間観察も
楽しみました。


元老院広場とアレクサンダー2世の像クラブ


広場前のカフェでブレイクタイムiconN22

■Helsingin tuomiokirkko
(ヘルシンギン・トゥオミオキルッコ/ヘルシンキ大聖堂)
住所:Unioninkatu 29, 00170 Helsinki
TEL:+358 9 2340 6120
アクセス:ヘルシンキ中央駅から東方向に徒歩約5分、
トラム1,1A,7A「Hallituskatu」下車徒歩すぐ
開館時間:9:00~18:00(6~9月は24:00まで)
休館日:なし(開館中も、特別礼拝やイベント中は立ち入り不可)


次に大聖堂とは対照的な印象のウスペンスキー寺院
北欧最大のロシア正教の教会で黄金の玉ねぎ屋根が乗った
レンガ造りの教会内部は、シンプルなヘルシンキ大聖堂と違い、
重厚感のある装飾的できらびやかな空間が広がり、圧巻です。
観光当日はあいにくの雨でしたが内部はアジア系観光客も
多く皆さん写真撮影にお忙しい様子でした。


荘厳なイメージの外観スペード


内観のきらびやかさ、伝わるかなiconN05


実は天井は可愛かったりしますicon06

■Uspenskin katedraali
(ウスペンスキン・カテドラーリ/ウスペンスキー寺院)
住所:Kanavakatu 1, 00160 Helsinki
TEL:+358 9 85 646 200
アクセス:ヘルシンキ中央駅から東方向に徒歩約12分、
トラム4番「Tove Janssonin puisto」下車徒歩約3分
開館時間:火~金曜9:30~16:00(夏季は19:00まで)、
土曜10:00~15:00、日曜12:00~15:00
休館日:月曜(開館中も、特別礼拝やイベント中は立ち入り不可)



最後は近代的な建築物をご紹介したいと思います。
これが教会?と思わされること間違いなしの建築物なので
ぜひ訪れてほしいと思います。

まずはテンッペリアウキオ教会
1960年代に設計競技が行われて、岩盤の上に……ではなく、
なんと岩盤を繰り抜いた地下空間に埋もれる形で実現した、
近代建築の教会。外観は、変哲のない岩場にこんもりと
ドーム屋根が覗かれるだけなので、地図を片手に街歩き
していてもうっかり通りすがってしまいそうなくらいの存在でした。
けれど中に入ると、岩肌がむき出しになったまあるい空間に、
リボン状のスリットが地上からの光を降り注がせ、
自然の要素だけでとても神秘的な雰囲気を醸し出しています。
夜にはコンサート会場として使われることもあり、運が良ければ、
昼間でも聖壇で行われるピアノなどの生演奏(無料)に立ち会えることも。
中では終始パイプオルガンの音色が鳴り響いており、なんとも
いえない心地よい空間に立ち上がるタイミングがなかなか掴めない
ほどでした。


特に目立ってはいない外観スペード


中に入ると素敵な空間が…icon12


岩肌とパイプオルガンのコラボも素敵ですface02

■Temppeliaukion kirkko
(テンッペリアウキオン・キルッコ/テンッペリアウキオ教会)
住所:Lutherinkatu 3, 00100 Helsinki
TEL:+358 9 2340 6320
アクセス:ヘルシンキ中央駅から北西方向に徒歩約20分、
トラム2番「Sammonkatu」下車徒歩約5分
開館時間:月~土曜10:00~17:00、
日曜11:45~17:00(夏季は全日17:45まで)
休館日:なし(開館中も、特別礼拝やイベント中は立ち入り不可)


続いて、カンッピ礼拝堂
パンフレットをいただいたもののホテルに忘れてきて
しまったので、観光途中に見つけられればいいやくらいに
思っていたのですが、本当にふと繁華街を歩いている
際にびっくりするほどのさりげなさで現れてくれました。
2012年夏に開館したばかりの新しい現代木造教会の外観は、
まるでコクーンのような流曲形。中に待つのは、
周囲の物音がふっと遮断された無音無響の小さな空間です。
忙しない都会の喧騒のなかで心が静けさを求めているとき、
誰もがいつでも静寂を享受することができるように、
というコンセプトでこの場に建てられた、小さくも美しい礼拝堂でした。
またフェルト素材の石ころがディスプレイされており、
木のぬくもりだけでなくなんだか心まで
あったかくなる場所でした。


これが教会?な外観スペード


一瞬の人目がない隙にパシャリカメラ


どこかほっこりさせてくれる”石ころ”クラブ


■Kampin kappeli(カンピン・カッペリ/カンッピ礼拝堂)
住所:Simonkatu 7, 00100 Helsinki
TEL:+358 9 2340 2018
アクセス:ヘルシンキ中央駅から西方向に徒歩約3分、カンッピショッピングセンター前
開館時間:月~金曜08:00~20:00、土・日曜10:00~18:00
休館日:なし

以上、インテリア部Aでした。





Posted by ここをこだわったといえる家づくり「みんなの家」 at 09:00 インテリア