フィンランド トラベル3
恒例の?トラベルシリーズ第3弾です。
今回は、ヘルシンキ市内のミュジーアムをご紹介します。
ヘルシンキという街は首都の割には派手ではなく、
どちらかというとこじんまりした雰囲気で私は好きなのですが
コンパクトな割にミュージアムは数多く点在しています。
ほんとは、デザインの巨匠アアルトハウスなども
行ってみたかったのですが、郊外ではなく市内にある
アクセスが容易なところをご紹介したいと思います。
ヘルシンキ中央駅の真ん前にあるアテネウム美術館は
フィンランド最大の美術館だそうで、館内も大きく
見回るのに半日以上かかりました。大雨の日だったので
ちょうどよかったのですが、それでもお腹いっぱいに
なりました。ただ、おそらく皆さんも北欧出身の画家は
それほどご存知でないかと思うのですが、著名な作品と
いうのは少なかったように記憶しております。
ですので、ルーブル美術館でのような”あ、ミロのヴィーナスだ!”
とかいう発見を希望の方にはおすすめできません(笑)
いわゆる著名な海外画家の作品展示もあるにはあるのですが、
自然と向き合いながら生きている北欧の人々の暮らしを
感じていただけたらなと思います。

トラムと一緒に撮影
○アテネウム美術館( Ateneum Art Museum )
●住所: Kaivokatu 2 00100 Helsinki
●休館日:月曜
●開館時間: 火・金 09:00~18:00 (水・木は~20:00)
土・日 11:00~17:00
●アクセス:ヘルシンキ中央駅の目の前!
●TEL: +358-9-173-361
●URL: http://www.ateneum.fi
これから先は、歴史的な作品の美術館というよりは
近代的博物館要素が強いです。建築やデザインがお好きな方に
特におすすめです。
まずは、デザイン美術館。
外観はあまりデザイン・・・というイメージではないのですが
中に入ってみると面白いです。
1階の常設展では、18・19世紀から現在のフィンランドの
食器やインテリアなどが展示されており、アラビアやイッタラ好きの
私としてはデザインの変遷等興味津々でガラスケースから
目が離せませんでした。 インテリアコーナーでは、
アアルトが手がけた椅子や照明も楽しく鑑賞させていただきました。
2階と地下1階は企画展示室です。
2年前のためほぼ記憶が残っていないのですが(撮影も不可だったので)
かなりインパクトのある作品、メッセージ性の強い作品も展示
されていたように思います。例えば、凶器(銃など)を使った
作品があったように思います。
期間によって展示が変わるので、事前に調べてから訪れてみるのも
よいかもしれません。

デザイン美術館らしくなく?ちょっと可愛らしい建物です

退館時に、入館時にもらうシールを貼ってかえるのが習わしのようです。
○デザイン美術館( Design Museum )
●住所:Korkeavuorenkatu 23
●休館日:月・祝
●開館時間 6月~8月 毎日 11:00~18:00
9月~5月 火 11:00~20:00 、水~日11:00~18:00
●アクセス:アテネウム美術館からMikonkatu通りを南へ徒歩10分ほど。
トラムなら10番が目の前にとまります。
●TEL:+358-9-622-0540
●URL: http://www.designmuseum.fi
続いてデザイン美術館から歩いてすぐの建築美術館。
1階がブックショップと図書館、2階と3階が展示室です。
博物館というよりは、研究施設の一部を資料館として
公開しているという雰囲気。 見学者はいるにはいるのですが、
みんな素人の方ではないように見え、かなり真剣に
見学されておりとっても静かでした。
2階の広い展示室では、ヘルシンキを中心に、
代表的な建物の写真や設計図、 模型がたくさん並んでいます。
個人的には住宅のインテリアの変遷が興味深かったです。


とある建築家の作品。後ろには建築家紹介。
○建築美術館(museum of finnish arkitekture)
●住所:Kasarmikatu 24 00130 Helsinki
●休館日: 月曜
●開館時間: 火・木・金 10:00~16:00(水は~20:00)
土・日 11:00~16:00
●アクセス:デザインミュージアムを参照。すぐ裏です。
●TEL: +358 9 8567 5100
●URL: http://www.mfa.fi/
そして、なんともスタイリッシュな美術館!!キアスマ。
おそらく今まで訪れた中で一番?と言っていいくらいの
近代的な美術館です。まず外観に圧倒されると思います。
中に入ると、展示品すべておもしろいのですが、
ブラックジョーク的な風刺的な作品が多いように感じました。
でも、その分面白い人には面白いのではないでしょうか。
旅行中唯一写真撮影をお願いされたのがこの美術館でなのですが、
とてもおしゃれな日本人カップル(もしくはご夫婦?)で、
なるほどなと妙に納得したのを覚えています。
※ちなみに一人旅だったのですが、日本人に見えたようで
ちょっと安心しました(笑)

目立ちすぎる建物

作品の数々。よく見るとちょっと怖いかも
○国立現代美術館キアスマ
( Museum of Contemporary Art Kiasma )
●住所:Mannerheiminaukio 2
●休館日:月・祝
●開館時間 水~日 10:00~20:30
火 09:00~17:00
●アクセス:ヘルシンキ中央駅から歩いて2分ほど
●TEL:+358-9-1733-6501
●URL: http://www.kiasma.fi
最後に、ヘルシンキ市立美術館テンニスパラッチ。
こちらはあまり美術館らしくなく、見つけるのにも
一苦労した美術館でした。というのも美術館単体で
独立してはおらず、ファーストフード店等も入っている
ビルの一角なのです。入り口もジャンキーなイメージでした。
中の作品はなかなか面白いのですが、キアスマよりも
さらにブラックジョーク度合いは増している
ようにも感じられ(笑)、どちらかというとマニア受けに
なるのかもしれません。それでも、個人的には面白いなと
思えたので芸術の可能性・幅を感じるにはよいと思います。

入り口にあったメッセージオブジェ

街中のポスター。これで行くか行かないか決めるのがよいかも
○ヘルシンキ市立美術館テンニスパラッチ
(Tennis Palace Art Museum)
●住所:Salomonkatu 15, 00100 Helsinki
●現在改装中のため閉鎖中
(2015年8月オープンとHPにはあるのですが、詳細わからず。)
●TEL:+ 358 (0)9 310 87041
●URL:http://www.hel.fi/hki/Taimu/en/Art+Museum+Tennis+Palace
ここで、ヘルシンキ観光に行ってみよう!と思われた方に
ぜひ購入していただきたいものがあります。
その名も”ヘルシンキ カード”。24/48/72時間の
3種類のチケットで一部例外はありますが公共機関乗り放題、
ミュージアムやその他の観光施設無料などの特典があり
たくさん回りたい方にはマストなアイテムになります。

http://www.helsinkicard.com/
以上、インテリア部でした。
今回は、ヘルシンキ市内のミュジーアムをご紹介します。
ヘルシンキという街は首都の割には派手ではなく、
どちらかというとこじんまりした雰囲気で私は好きなのですが
コンパクトな割にミュージアムは数多く点在しています。
ほんとは、デザインの巨匠アアルトハウスなども
行ってみたかったのですが、郊外ではなく市内にある
アクセスが容易なところをご紹介したいと思います。
ヘルシンキ中央駅の真ん前にあるアテネウム美術館は
フィンランド最大の美術館だそうで、館内も大きく
見回るのに半日以上かかりました。大雨の日だったので
ちょうどよかったのですが、それでもお腹いっぱいに
なりました。ただ、おそらく皆さんも北欧出身の画家は
それほどご存知でないかと思うのですが、著名な作品と
いうのは少なかったように記憶しております。
ですので、ルーブル美術館でのような”あ、ミロのヴィーナスだ!”
とかいう発見を希望の方にはおすすめできません(笑)
いわゆる著名な海外画家の作品展示もあるにはあるのですが、
自然と向き合いながら生きている北欧の人々の暮らしを
感じていただけたらなと思います。
トラムと一緒に撮影

○アテネウム美術館( Ateneum Art Museum )
●住所: Kaivokatu 2 00100 Helsinki
●休館日:月曜
●開館時間: 火・金 09:00~18:00 (水・木は~20:00)
土・日 11:00~17:00
●アクセス:ヘルシンキ中央駅の目の前!
●TEL: +358-9-173-361
●URL: http://www.ateneum.fi
これから先は、歴史的な作品の美術館というよりは
近代的博物館要素が強いです。建築やデザインがお好きな方に
特におすすめです。
まずは、デザイン美術館。
外観はあまりデザイン・・・というイメージではないのですが
中に入ってみると面白いです。
1階の常設展では、18・19世紀から現在のフィンランドの
食器やインテリアなどが展示されており、アラビアやイッタラ好きの
私としてはデザインの変遷等興味津々でガラスケースから
目が離せませんでした。 インテリアコーナーでは、
アアルトが手がけた椅子や照明も楽しく鑑賞させていただきました。
2階と地下1階は企画展示室です。
2年前のためほぼ記憶が残っていないのですが(撮影も不可だったので)
かなりインパクトのある作品、メッセージ性の強い作品も展示
されていたように思います。例えば、凶器(銃など)を使った
作品があったように思います。
期間によって展示が変わるので、事前に調べてから訪れてみるのも
よいかもしれません。
デザイン美術館らしくなく?ちょっと可愛らしい建物です


退館時に、入館時にもらうシールを貼ってかえるのが習わしのようです。

○デザイン美術館( Design Museum )
●住所:Korkeavuorenkatu 23
●休館日:月・祝
●開館時間 6月~8月 毎日 11:00~18:00
9月~5月 火 11:00~20:00 、水~日11:00~18:00
●アクセス:アテネウム美術館からMikonkatu通りを南へ徒歩10分ほど。
トラムなら10番が目の前にとまります。
●TEL:+358-9-622-0540
●URL: http://www.designmuseum.fi
続いてデザイン美術館から歩いてすぐの建築美術館。
1階がブックショップと図書館、2階と3階が展示室です。
博物館というよりは、研究施設の一部を資料館として
公開しているという雰囲気。 見学者はいるにはいるのですが、
みんな素人の方ではないように見え、かなり真剣に
見学されておりとっても静かでした。
2階の広い展示室では、ヘルシンキを中心に、
代表的な建物の写真や設計図、 模型がたくさん並んでいます。
個人的には住宅のインテリアの変遷が興味深かったです。

とある建築家の作品。後ろには建築家紹介。

○建築美術館(museum of finnish arkitekture)
●住所:Kasarmikatu 24 00130 Helsinki
●休館日: 月曜
●開館時間: 火・木・金 10:00~16:00(水は~20:00)
土・日 11:00~16:00
●アクセス:デザインミュージアムを参照。すぐ裏です。
●TEL: +358 9 8567 5100
●URL: http://www.mfa.fi/
そして、なんともスタイリッシュな美術館!!キアスマ。
おそらく今まで訪れた中で一番?と言っていいくらいの
近代的な美術館です。まず外観に圧倒されると思います。
中に入ると、展示品すべておもしろいのですが、
ブラックジョーク的な風刺的な作品が多いように感じました。
でも、その分面白い人には面白いのではないでしょうか。
旅行中唯一写真撮影をお願いされたのがこの美術館でなのですが、
とてもおしゃれな日本人カップル(もしくはご夫婦?)で、
なるほどなと妙に納得したのを覚えています。
※ちなみに一人旅だったのですが、日本人に見えたようで
ちょっと安心しました(笑)
目立ちすぎる建物

作品の数々。よく見るとちょっと怖いかも

○国立現代美術館キアスマ
( Museum of Contemporary Art Kiasma )
●住所:Mannerheiminaukio 2
●休館日:月・祝
●開館時間 水~日 10:00~20:30
火 09:00~17:00
●アクセス:ヘルシンキ中央駅から歩いて2分ほど
●TEL:+358-9-1733-6501
●URL: http://www.kiasma.fi
最後に、ヘルシンキ市立美術館テンニスパラッチ。
こちらはあまり美術館らしくなく、見つけるのにも
一苦労した美術館でした。というのも美術館単体で
独立してはおらず、ファーストフード店等も入っている
ビルの一角なのです。入り口もジャンキーなイメージでした。
中の作品はなかなか面白いのですが、キアスマよりも
さらにブラックジョーク度合いは増している
ようにも感じられ(笑)、どちらかというとマニア受けに
なるのかもしれません。それでも、個人的には面白いなと
思えたので芸術の可能性・幅を感じるにはよいと思います。
入り口にあったメッセージオブジェ


街中のポスター。これで行くか行かないか決めるのがよいかも

○ヘルシンキ市立美術館テンニスパラッチ
(Tennis Palace Art Museum)
●住所:Salomonkatu 15, 00100 Helsinki
●現在改装中のため閉鎖中
(2015年8月オープンとHPにはあるのですが、詳細わからず。)
●TEL:+ 358 (0)9 310 87041
●URL:http://www.hel.fi/hki/Taimu/en/Art+Museum+Tennis+Palace
ここで、ヘルシンキ観光に行ってみよう!と思われた方に
ぜひ購入していただきたいものがあります。
その名も”ヘルシンキ カード”。24/48/72時間の
3種類のチケットで一部例外はありますが公共機関乗り放題、
ミュージアムやその他の観光施設無料などの特典があり
たくさん回りたい方にはマストなアイテムになります。

http://www.helsinkicard.com/
以上、インテリア部でした。